まず最初に、これは白黒対カラーの問題ではないということを言っておきます。これはあなたの作品ですから、あなたの好み、あなたの選択です。そして、選択肢があるのは常に良いことです。
私は白黒派なので、カラーよりも白黒のほうが魅力的です。昔の写真の多くが白黒で撮られていたため、それが私の潜在意識の奥底に強い印象を残したのかもしれません。
それをノスタルジアと呼んでもいいでしょう。
しかし、すべての写真は過去の記録、つまり撮影された瞬間に消え去った瞬間の記録ではないでしょうか。
フィルムライカ:
私がライカのフィルムカメラを使い始めたのは、白黒写真が撮れるからでした。ライカのレンズが最高の色調を表現すると称賛する記事を読みました。ライカのレンズを「ライカの輝き」と呼ぶ人もいました。当然、それが私にライカのエコシステムに入り込む強い動機を与えました。これはほぼ 20 年前のことです。
正直に言うと、ライカの主張が本当かどうかはわかりません。私はピクセルを覗くタイプではないようです。ピクセルを覗くことはフィルム時代にも存在していたと思いますが、デジタルほど一般的でも便利でもなかったのです。
色、特に多色は気が散るし、後処理中に目が痛くなるほどです。これがおそらく、私が色を避ける最大の理由です。
面白いことに、私は白黒映画を見るのが特に好きではないのです。